雨実 和兎の小説創作奮闘ブログ

エッセイ・小説・詩・ポエム

二番・星空のうた・風船

二番・星空のうた・風船

  二番

 

彼女が一番好きな人は

 

たぶん天国にいるおじいちゃんだ

 

勝ち負けなんかじゃないが

 

決着のつけようのない問題だ

 

その思いを少しは分けてほしいと

 

思うくらいだけど それでも俺は二番でいい

 

この先ずっと二番でいい

 

そんな彼女も好きだから

 

この先ずっと二番でいい

 

子供が出来ても二番がいい

 

 

   星空のうた

 

悲しい目をして遠くを見ているあなた

 

そこには何か見えるのかい

 

愛を探しているのなら近くを見てごらん

 

ほら あなたの傍にも愛がある

 

 

   風船

 

子供の頃もらった赤い風船

 

空高く飛んでいった

 

軽い風船が 現実の重さを告げるように

 

もう持つ事のないであろう その風船を

 

次は僕の子供たちに

クリック応援お願いします(o*。_。)oペコッ

小説ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村