雨実 和兎の小説創作奮闘ブログ

エッセイ・小説・詩・ポエム

死体のガラス・名もなきものの叫び

死体のガラス・名もなきものの叫び

   死体のガラス

 

僕は死体だ きっと死んでいる

 

死体に虫や烏がたかるのは当然だ

 

だが心はある

 

あまりに透き通ったガラスが

 

まるでないように向こうを写す

 

虫やカラスは入れない

 

ガラスはあるんだ

 

 

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   名もなきものの叫び

 

子供の一人遊びほど悲しい事はない

 

それはきっと傷ついた心で

 

人を信じれないと言い切るよりも

 

信じていたいと求め

 

子供の独り言はまるで呪文のように周りの空気を換える

 

きっと親の苦労が見えるから

 

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