雨実 和兎の小説創作奮闘ブログ

エッセイ・小説・詩・ポエム

洞窟の泉・時の裁き

洞窟の泉・時の裁き 洞窟の泉 心は深く 洞窟の泉の中 鍾乳石で柱が立ち まるで通り過ぎる人影のように 悲しく寂しく静かな泉に一本の光が透き通る あたたかい言葉を連れて ----------------------------------------------- 時の裁き 時は風のように流れ 今…

道なき道・心の夏

道なき道・心の夏 道なき道 夢追い人が歩む途中 行く手を壁に阻まれても それを困難と思うか試練と思うかで得るものは深く違う その先続く道の固さも 今はまだ淡く形の無いものでも ------------------------------------------------------------ 心の夏 あ…

過去か未来か・人間像

過去か未来か・人間像 過去か未来か 乾ききった街で生まれた群衆の中の子猫 誰か助けるわけもなく寂しく悲しく泣き叫ぶ 涙も声も涸れるばかり これから生きていかなければ そして子猫は歩きだす おなかと心のぬくもりを求めて -----------------------------…

時は今・詩人の嘆き

時は今・詩人の嘆き 時は今 時は今 モノクロでノイズだらけの途切れ途切れの世界に見えるのは 青い海と緑の山か 黒い海と白い煙か 楽しき光に闇は見えずか 悲しき闇に光は見えずか 時は今ノイズだらけの闇に襲われ ----------------------------------------…

作品紹介 雨実和兎 詩の目次

作品紹介 雨実和兎 自作詩の目次 十代の頃からずっと書いていた詩です(; ・`д・´)/読み返すと過去の自分に考えさせられたり救われたりするそんな心の詩です ストック無くなる迄投稿しますので応援宜しくです(o*。_。)oペコ一部の詩は投稿サイトのアルファポリ…

定め・造花の町

定め・造花の町 定め 私が見ているのは懐かしい色で錆びていた 思い出の色は淡く鏡のない世界である それが悲しき人の定めか 光届かぬ闇の中 -------------------------------------- 造花の町 水のいらない綺麗な造花の町で 人や建物さえも思い通り作れても…

花のように・綺麗な世界・死期

花のように・綺麗な世界・死期 花のように 瓦礫の山に一輪の赤い花が咲いていれば 寂しくも悲しくも綺麗だが 野原いっぱいにたくさんの色の花が咲けば 優しくも楽しくも綺麗だろう いっぱいの花が一輪の花のようにあたたかい 綺麗な世界 綺麗な世界なんて 一…

モノクロの光・心の英雄像・十代の衝動

モノクロの光・心の英雄像・十代の衝動 モノクロの光 色鮮やかな日々 笑顔に包まれた家も一瞬にしてモノクロに染まる 白き空 黒き煙 家族の笑顔もこれから色をつけていかねば 希望という色を 心の英雄像 僕から見ればあなたが冷たいのではなく 僕が温かいん…

生きざま・歌

生きざま・歌 生きざま ほんの一握りの金と小さなカバン一つ持って 旅に出た僕の家はお金に困っているわけではい ただ苔の蒸さない転がる石になりたいだけなんだ そんな今を支えているのは物ではなく 見てきた価値観だけなんだ 今も転がり続ける石のように …

座り続ける人の肖像・成長

座り続ける人の肖像・成長 座り続ける人の肖像 あなたはいつも椅子の上 昨日と同じ椅子の上 今日も同じ椅子の上 今日はちょっと手で遊んでた だけど同じ椅子の上 椅子を壊されてく あなたは立たないのかい いや 壊さなくていいんだ あなたが自分で立てばいい…

恋の歌・一人の花・価値観とテロ

恋の歌・一人の花・価値観とテロ 恋の歌 産声のような歌 涙のような歌声 笑っているようなメロディ 叫ぶようなリズム 全て伝えたいんだよ あなたに聞こえるように 一人の花 こんな僕でも 優しく虹色で包んでくれるあなたに 僕は何もできない せめて花を咲か…

寿命・遠い空が見えた夜・変わっちまった人の損得の価値観

寿命・遠い空が見えた夜・変わっちまった人の損得の価値観 寿命 赤い光射す墓の前で祈りながら 消えそうな命やそれまでの道を 後悔することはできなかっただろう 墓の前で祈りながらまだある道を僕は歩く 遠い空が見えた夜 風に乗って消えていくあなたの姿も…

ミケとタマ・若い日の憂鬱・命・昨日と同じ夜

ミケとタマ・若い日の憂鬱・命・昨日と同じ夜 ミケとタマ 僕は寒いの好きだよ 君のぬくもりがすぐわかるから 若い日の憂鬱 時の壁に押され見えなくなったものを見るには 僕はまだ若すぎるだろう 時の壁に押され命あるもの全てが押される姿に 貧富の差はない…

二人・ホントの幸せ・笑顔?・ドラッグ・自分

二人・ホントの幸せ・笑顔?・ドラッグ・自分 二人 僕は嘘をついた 君は信じている 信じる君が悪いのかい 嘘つく僕が悪いのかい ホントの幸せ 僕は歌を聴きながら詩を書いている いま僕は幸せだ 君は気付いているかい 目の前にある幸せに 笑顔? 君の笑顔好…

言葉?・大人・時・風邪

言葉?・大人・時・風邪 言葉? 僕は言った 君と僕のために 僕は言った 君がわかると思うから だけど君はわからないんだね 僕は言うよ 君と僕のために 僕は言うよ 君がわかる日まで 大人 君と喧嘩している 君が好きなのに? 君も喧嘩している 僕を好きなのに…

雨の土曜日・TVハッピーエンド・羽

雨の土曜日・TVハッピーエンド・羽 雨の土曜日 天気予報じゃ明日は雨だ 雨の土曜日 少し切ない響きだが カラオケかゲームセンターで 雨宿りでもしますか? 雨は降ってるが公園でも散歩しますか? 一本の傘で 前日 夜中そんな事を思いつつも きっと当日昼ま…

二番・星空のうた・風船

二番・星空のうた・風船 二番 彼女が一番好きな人は たぶん天国にいるおじいちゃんだ 勝ち負けなんかじゃないが 決着のつけようのない問題だ その思いを少しは分けてほしいと 思うくらいだけど それでも俺は二番でいい この先ずっと二番でいい そんな彼女も…

迷宮・書き置き・君と赤

迷宮・書き置き・君と赤 迷宮 誰もが歩む道のりは 細すぎる迷宮で 分かれ道だったり 迷ったり・・・ 振り返ったりした時に つまずいて落ちそうになるけれど その先に君を思うことが僕の見つけた攻略法 書き置き 僕が喜ぶ事を君がしてくれるのが 僕の幸せでは…

一人になれない?・平成夫婦漫談・僕な君

一人になれない?・平成夫婦漫談・僕な君 一人になれない? 最近 一人でいる時間が少ないな なんて考えてる しがらみや時間なんて 笑い飛ばせるほど幸せな場所で 平成夫婦漫談 旦那が仕事をクビになった日 話を終えて 奥さんがつきかけたため息を飲み込んだ …

足跡・ひと言

足跡・ひと言 足跡 サラサラと降り注ぐ白 二人並んで帰り道 転んでもいい今日は その跡も足跡も白く消してくれるから 難しく考えなくていい そんな事もどうでもいい 君が笑えばそれでいい ひと言 ただひと言 おはようと言えば すぐに二人元気を分け合い ただ…

星の見える町・幸せもん・結局

星の見える町・幸せもん・結局 星の見える町 見上げてごらん 今夜も星が綺麗だろ 星の数だけ誰かが見守っている気がするんだ もし僕が先に死んだら君を見守る星になるよ 空高く上り君のためだけに 幸せもん 大きな波は要らない 小さな波の中で幸せを感じられ…

誇り・星・私の子守り唄・マジック

誇り・星・私の子守り唄・マジック 誇り 誇れるものが何も無いなら 何も無いのを誇ればいいんだ 何でも試せるということだからね 星 地球という星の中に住む僕たちは 遠くの星から見れば 僕たちも星なんだ あの星のように光り輝こうとするのではなく この星…

つなぐて・よろこび・顔・夢見心地

つなぐて・よろこび・顔・夢見心地 つなぐて 手を繋がなくても 会話がなくても 時間がなくても 隣に貴方がいなくても 繋がっているなにか 信じ続けたいなにか よろこび 子供を見た顔が優しくなるように 誰に教わるでもなく 抱きしめる喜びを知っている 顔 普…

サボテンの花・テルテルボウズ・夏の夜の太陽・基準

サボテンの花・テルテルボウズ・夏の夜の太陽・基準 サボテンの花 愛される事に臆病で 愛の無い事に嫉妬する まるで水が有り過ぎると腐り 無ければ枯れるサボテンの様 けれどいつかは花が咲く希望という名の花が どんなにトゲが有ろうとも テルテルボウズ お…

公式・キレイゴト・いつかのために・いつかの木の葉

公式・キレイゴト・いつかのために・いつかの木の葉 公式 好きがたし算 嫌いがひき算 環境がわり算 時間がかけ算 難しくはないだろ二人で解いていくのだから キレイゴト そんなキレイゴトって言うけど 僕は好きだよ キレイなことだろ いつかのために 今 楽を…

チャック・子守り唄・当たり前の言葉・キレイな夜

チャック・子守り唄・当たり前の言葉・キレイな夜 チャック 言わなくてもわかってほしいと思う気持ちも 言わなくてもわかってほしい 子守り唄 君の眠りを邪魔する以外に 愛を示せないなんてそんなの愛じゃないよね 今日はゆっくりおやすみ 二人の夜は短いか…

枯れ木・心の負担・キスまでの距離・くせ

枯れ木・心の負担・キスまでの距離・くせ 枯れ木 咲いていたのは いつ頃だったか 乾いた心に 時だけが過ぎていく 枯れ木に水を注ぐように 優しき雨が静かに包む また咲き誇るその日まで 季節は巡りすぎていく 心の負担 一生の負担か 一時の負担か 悩み苦しん…

相対性理論・毛布・雨

相対性理論・毛布・雨 相対性理論 一人より二人 二人より三人 三人より四人 四人より三人 三人より二人 二人より一人 毛布 毛布一枚のぬくもりがあればいい そんなもんだ 缶コーヒー一本買えばいい そんなもんだ ぬくもりなんて 子猫を一匹飼えばいい そんな…

主役・主役Ⅱ・新しい歌

主役・主役Ⅱ・新しい歌 主役 僕が回れば 僕を中心に世界が回る 脇役だと思えば 僕は脇役で 主役だと思えば 僕は主役 今がどんな物語でも それに気付いた僕が 今から作る物語が 僕の本当の物語 主役Ⅱ 僕らが回れば 僕らを中心に世界が回る 脇役だと思えば 数…

一歩・好き・友

一歩・好き・友 一歩 不器用にでも一歩一歩 先が見えずとも一歩一歩 君の家まであと一歩 君と一緒に一歩一歩 歩幅あわせて一歩一歩 好き 嫌いが多い人よりも 好きが多い人の方が好きだ 友 眠れない夜は思い出すよ 子供が出来たんだって?俺の方はまだだけど …

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